========================================================================= 注意! 配布状況の把握のため,このサーバから入手したファイルの再配布は, 基本的に禁止とします. どうしても必要な場合は,許可を取ってから行うようにしてください. また,サーバに置かれているファイルは,バージョンアップ等により, 予告なく変更されます.get コマンドで「そのようなファイルは存在 しない」などとの返答が来た場合は,新しいバージョンのファイルに 置き換えられている可能性が大きいため,ls で再確認した後,get で 指定するようにしてください. ========================================================================= **** ツール配布システム コマンド ヘルプ V1.12.3 (94/06/08) **** もっとも簡単なコマンドはヘルプコマンドです。以下のようにするとヘルプ メッセージの入ったメールを受けとることが出来ます。 shell$ mail ibs-library@dumbo25.dumbo.ai.kyutech.ac.jp help ^D (end of file) 'Subject:'行は全く無関係です。記述する必要すらありません。 コマンドは一行に一つずつなら、何行も書くことが出来ます。ただし、間に コマンド行以外の行をはさんではいけません。次の例では2本のメールを受け ることになります。 shell$ mail ibs-library@dumbo25.dumbo.ai.kyutech.ac.jp help help ^D (end of file) ======================= コマンド一覧 ================================= (注意! コマンド名と引数、引数同士の間は空白で区切ること) help ヘルプファイル(このファイル)を得る。 ls [ツール名] .... サーバに置いてあるツールの一覧を得る。引数がなければサーバにあ る全てのツールについて一覧を得る。 ツール名の指定には sed や awk とほぼ同様の正規表現を使用でき ます。 ツール一覧は以下のような書式です。 各ツールのファイル分割数、総バイト数を表示します。 もしあれば、簡単なコメントも同時に示します。 例. IBS-checker: ファイル数 108, size = 1163136 バイト チェッカのソースファイル群です。 近くバージョンアップの予定です。 Patch: ファイル数 16, size = 37500 バイト チェッカへのパッチ群です。 get ツール名 .... サーバにあるツールを得る。 ツール名の指定には sed や awk とほぼ同様の正規表現を使用でき ます(shell の wild card 表現は利用できません)。 ですから、例 えば'LIB'で始るツールをすべて入手したい場合、 get LIB* ではなく、 get LIB.* としてください。 (詳しくは何らかの正規表現の解説を読んでください。 grep コマ  ンドのマニュアルなどに記載されていると思います。)  ツール毎に、{ls コマンドで表示されるファイル分割数}本のメー ルが順次送信されてきます。現在の設定では、メールの配送時間は 0,1,2,3,4,5,6,7,8,10,12,14,16,18,20,21,22,23時(18回/日) となっています。配送時ごとに、送付待ちのファイルから1本が送 られます。 lookq get コマンドで要求したツールのファイルの内、現在未送信であるも ののファイル名のリストを得る。 cancel ツール名|ファイル名 .... get コマンドで要求したツールのファイルの内、現在未送信であるも のの送信をとり止める。 ツール名の指定には sed や awk とほぼ同様の正規表現を使用でき ます。 ツール名を指定すれば、そのツールに関する未送信ファイルの全てを キャンセルします。 lookq によって確認した未送信ファイルのフルネームを指定した場合、 そのファイルのみの送信を取り止めます。 分割ファイルの一部のみが必要な時は、ツールの get を行った後に 不要な分割ファイルを cancel してください。 例. cancel Manual14      Manual14 に関する全ての送信を取り止める。    cancel Manual14/man14_02      Manual14 に関するファイルの内、man14_02 だけの      送信を取り止める。    cancel Manual14/man14_0[13]      (正規表現使用例)      Manual14 に関するファイルの内、man14_01 および      man14_03 の送信を取り止める。 ================== ファイルの取り出しについて ======================== ライブラリに登録されているものの一部は,tar + compress + uuencode され たものが,いくつかのメールに分割されて配送されます. このようなライブラリについて,配送されたメールからファイルを取り出す方 法がわからないという連絡がいくつかありました. このようなメールについては以下のようにしてファイルを取り出してください. まず,各メールの "CUT HERE" の行も一緒に前後を取り除き,指定の順番に残 りの部分を繋げてください. つまり, begin 644 man14.tar.Z の行で始り, M'YV04;Z$<4/F2Q "!,J7,BPH<.'$"-*G(@0A$4;,&" & 1!(T;&CF"D!$C M!HV-'3O2H#&CA@V+-61\;'GC1HP:'6O0D &#(\6?0(,*'4JTJ-&C2),J7O8'$2VP>L5MFM+TIVS0&" M6#)9P][*Z$J#;]V[PT(]4Z! ZJA8H4HI\!$JU"]OR7HY Q=*&;)>Q-21DK=+ のような行が続き, end で終るようなファイルにするわけです. このファイル(名前を仮に filename とします.)を uudecode に与えます. 例えば, uudecode < filename とするわけです. ここまでの処理は,例えば3分割されたファイルを順に 01, 02, 03 とすると, cat 01 02 03 | sed '/^END/,/^BEGIN/d' | uudecode とすることによっても実行できます. ここまでの処理で,カレントディレクトリ下に begin の行にある名前,すな わち man14.tar.Z という名前のファイルができ上がります. このファイルは tar でまとめられ,compress で圧縮されたものです.そこで, uncompress man14.tar.Z とすると,圧縮が解かれ,man14.tar というファイルができ上がります. 最後に tar xf man14.tar とすると,カレントディレクトリ下にすべてのファイルが展開されます. より詳しくは uudecode, uncompress, tar のマニュアルを見てください.