知能情報工学基礎演習 II

2005年度

音声対話ロボットと知的情報処理

野村浩郷   nomura@ai.kyutech.ac.jp   Hirosato Nomura

演習風景 I
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演習風景 II
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野村浩郷 1. 人工無能システムとの知的な対話 Hirosato Nomura

ELIZA / DOCTOR は、人工知能の分野で自然言語処理技術が開発される前に作 成されたシステムである。したがって、「知的な機能」は持っていない。しか し、あたかも人間が応答しているかのように錯覚させる対話を行う。対話は英 語で行う。日英・英日機械翻訳システムを使って、英語から日本語へ、および、 日本語から英語へ翻訳しながら対話実検を行う。


野村浩郷 2. 音声対話ロボットの実験 Hirosato Nomura

当研究室で作成した「音声対話ロボット」の基本システムを使って、 日本語での対話実検を行う。 この音声対話ロボットは、日本語で喋りかけると音声認識を行い、 その意味を理解して、日本語で応答する。入力・出力は、 マルチモーダルである。 入力は、音声入力とキーボード入力ができる。 出力は、画面への文字表示、スピーカからの 音声発生を行う。さらに、画像・動画の表示ができるように 拡張することもできる。 しかし、現在のこの音声対話ロボットは、語彙が少なく かつ知識も少ない。そこで、この音声対話ロボットの語彙と知識を拡充して、 いろいろな内容についての対話ができるようにする。 なお、この音声対話ロボットは、 当研究室で作成中の機械翻訳システムを組込み、 入力・出力ともに中国語および スペイン語・英語に翻訳して、いずれも文字表示および音声発生をさせる ようにすることもできる。なお、この「音声対話ロボット」とは 別のもであり音声ではなく入力にはキーボードのみを使うが、 やはり当研究室で作成した「旅行案内マルチモーダル対話システム」 がある。時間があれば、このシステムを使っての実検も行う。 また、Webカメラを使って人間同士のチャット対話を行い、ロボット 対話におけるロボットの良い応答の仕方について考察する。


3. 知的情報アクセスシステムの実験

当研究室で作成したシステムを使って実験し、その結果をまとめる。


4. Webページの作成

演習で調べたこと、実験の内容・結果など の詳細な内容を、各人のホームページとしてWebページを 作成する。なお、演習は必ずしも上記の課題全てを行う必用 はない。


5. 最終発表

演習したことをPowerPointを使ってまとめ、 演習の最後の時間に それを使って実際に発表を行う。

発表風景 (2005.07.22)


基礎演習 II 学生のホームペー ジ (Web と PowerPoint) (閲覧にはパスワードが必要です)  


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