人工知能概論
インターネットへの知的情報アクセス
--- 次世代インターネット・アクセス技術 ---
野村浩郷 nomura@ai.kyutech.ac.jp
この講義は平成17年度は開講しない。
この講義は、
人工知能の概略的な歴史と、
次世代インターネット活用技術としての
「インターネットへの知的情報アクセス」についての
最新動向を紹介する。
インターネットへの知的情報アクセスの具体的な内容は、
インターネット上にある情報を検索して必要な
情報を入手すること、
入手した情報から真に必要な情報を抽出すること、
入手した情報から新しい情報を発見すること、
入手した情報の要約を作成すること、
入手した情報に関するデータベースを作成すること、
データベースを使って問題を解決すること、必要な情報へ
案内・誘導すること、e-tradeなどの応用に関すること、
異なる言語で書かれた情報を翻訳
することなどである。
また、少し内容が違うが、ロボットとの音声対話、
上記のそれぞれを音声も含めていわゆる
マルチモーダルの形で行うことも含む。
講義の実施形態はまだ未定。
講義では PowerPoint をプロジェクタに投影して行う。
教科書は使わない。
評価は、出席とレポートにより行う。
レポートの課題などについては、講義のときに
知らせる。
- 電子計算機誕生の映画
最初の大型電子計算機は、米国ペンシルバニア大学で 1946 年に
作成された。その作成の様子などを記録した写真や映画を見せる。
- 電子計算機の発展
汎用電子計算機
人工知能用電子計算機
オペレーティングシステム
プログラミング言語
テキストエディタの発展
マイクロコンピュータの出現
ワークステーションの出現
パソコンの出現
計算機ネットワークの出現
電子メールの出現
インターネットの出現
- 人工知能の歴史と問題点
計算をしない計算機
チューリングのテスト
人工知能の四つの問題
人工無能システム
機械と言語の四つの階層
1960年代の人工知能
1970年代の人工知能
1980年代の人工知能
1990年代の人工知能
2000年代の人工知能
- インターネット上での知的情報アクセスの問題点
情報検索
情報案内
情報抽出
情報要約
情報集約
データベース構築
データベース活用
機械翻訳
機械通訳
多言語処理
クロスリンガル処理
ネットメール
ネットテレフォン
e-コマース
e-トレード
音声アクセス
音声対話
- 知的情報アクセスに関するいくつかの実験システムのデモ
音声対話ロボット
情報抽出システム
情報案内システム
情報要約システム
機械翻訳システム
自然言語処理システム
SLIDE (閲覧にはパスワードが必要です)
興味がある人は、
http://www.dumbo.ai.kyutech.ac.jp/nomura/
にある[最近の主張]の
"CLINT (Cross Lingual Information Technology) "
および
"真に知的な自然言語処理技術へ飛躍するための問題点"
を読んでおくこと。