Plan Begin 4 Plan 沖本 総司令の沖本です.遅くなりましたが,最終作戦計画です. 1. 編成、役割 1.1 編成 編成は沢野司令の提案を採用し,以下の通りとします. 砲撃隊(沖本直率) 霧島 愛宕 高雄 雷撃隊(仲達次席司令) 長良 照月 白雪 電 初雪 朝雲 五月雨 支援隊1(沢野司令) 川内 敷波 支援隊2(真田司令) 綾波 浦波 沢野,真田両司令はすぐに観戦者になる危険が高く申し訳ないのですが,当 シナリオの厳しさと混乱を考えてこのようにしました. 両司令からの編成提案がこの案,ないしはこれに近い物だったのでちょっと 良心の呵責が和らいでいます(^_^;). 1.2 登場 これに関しては machine readable な format はなかったですよね ? > 永井さん 敵との距離を保ちやすいので第4ターンに霧島以下 5隻も登場させることに しました. 綾波 浦波 第2ターン ヘクスL1 より 長良 照月 白雪 電 初雪 第4ターン ヘクスL1 より 霧島 愛宕 高雄 朝雲 五月雨 第4ターン ヘクスH1 より 針路,速度は登場時の司令官の自由ですが,基本的に 支援隊2 先頭艦: 4L2(hex N5, 針路2) or 3L2R1(hex N5, 針路3) 雷撃隊 先頭艦: 2R4(hex H4, 針路4) 砲撃隊 先頭艦: 1R4(hex D3, 針路4) を想定しています.後者 2つは戦況によってはかなり変わるでしょうが. 1.3 役割 各隊の基本任務は, 砲撃隊: 敵戦艦への砲撃。好機があれば接近、雷撃。 雷撃隊: 砲撃により敵駆逐艦を制圧しつつ敵戦艦に接近、雷撃。 支援隊1,2: 機動により敵を牽制し,あるいは敵機動を制限して雷撃隊の雷 撃を支援. です. なお,雷撃隊は戦況が許せば,駆逐艦を1隻ずつ両敵戦艦に割いて照射射撃 して下さい.ただし,もったいない,あるいは敵駆逐艦の掃討が遅れていると 思えば敵駆逐艦への砲撃に専念しても構いません. 2. 戦略・戦術 2.1 砲撃隊 雷撃隊との連絡を密にし,砲撃隊の機動によって雷撃しやすい位置へ敵艦隊 を誘導することを狙う. 基本的には,敵戦艦の砲撃の命中率を下げ,もし大きな損害を被った場合, すみやかに敵視界外へ離脱可能であるように,6,500m 〜 7,500m (13 〜 15 ヘクス) の距離を保ち,敵戦艦を砲撃する. 他隊は照射用射撃を除いて敵戦艦を砲撃することがないであろうから,戦艦 への砲撃には予想順位を設けない.仮に敵駆逐艦が全滅しても戦艦への砲撃は, 支援隊からはそれぞれ1隻に押えること. 6,000m (12 ヘクス)以下に接近することは,敵戦艦の火力減少が確認される, ないしは敵戦艦が積極的に軽艦艇を狙わない限り,危険が大きすぎるので行な わない. 重巡の魚雷は,敵艦隊が過度に近接してくる,ないしは敵戦艦の砲撃力が大 きく減少した場合に使用する. 2.2 雷撃隊 敵駆逐艦への砲撃は基本的に先頭艦へ向けて下さい.雷撃力のある艦を7隻 指揮下においているので,部隊を分割して多方向から同時に雷撃を実行するな ども考えて下さい. 朝雲,五月雨を隊列に取り込むのがちょっと難しいので,今のうちから第4 ターンの機動を考えておいて下さい.無理に取り込まなくても別動してもいい ですが. 2.3 支援隊 1〜3ターンは敵駆逐艦と遠距離砲戦をしつつ,敵状報告.5ターンから敵駆 逐艦を砲撃しつつ,雷撃隊が雷撃しやすいように機動する.チャンスがあれば 自らも雷撃を行なう. 支援隊の主な任務は,雷撃隊の効果的雷撃を助けることにある.敵艦隊の行 動阻害,敵駆逐艦の排除,敵艦隊の砲撃目標を砲雷撃隊からそらすなどがあり ます.また,雷撃部隊の雷撃に合せて,異なる方位から雷撃を行うことも望ま れます.少ない兵力を多様に駆使することが要求される任務です.浮いている ことが敵に脅威を与えるわけですから,安易に接近しすぎることは厳に慎むべ きと思えます. 2.4 その他 2.4.1 地形の利用 敵艦隊を極力南に押え込むことを理想とする.押え切れない可能性の方が高 いが,押え切れなくなった場合,できるかぎり島に接近させる.また,でき るかぎり島に艦首を向けさせる.逆に我が方は余り島に接近しない.島に艦 首を向けないように注意する. 島に接近した状態での最大の危険は舵機の損傷でしょう.最悪の場合,座礁 を避けるために,艦を停止させる必要が生じます.これがほとんど沈没を意味 することはいうまでもないでしょう.また,島が存在するということは当然そ の方向への回避行動は考えられず,その行動を読みやすくすると考えます. 2.4.2 砲撃隊以外の部隊は損害を避けつつも,敵戦艦の砲門を極力自隊に引きつけ ることを心がける.副砲だけでもこちらに向けさせれば命中率の低下という形 で砲撃隊を援護することが可能である.これを達成するための方法は,「適度 な距離を保つ」という以外ないであろう. 3. 初期(1〜4ターン)の戦略・戦術 1〜2ターンは支援隊1と敵駆逐艦4隻の間の2対4の遠距離交戦になるものと予 想されるので,支援隊1はなるべく敵との距離を10hex以上にとりつつ支援隊2 との合流を目指す. 次発装填の時間を考えて,支援隊1は第2ターンに遠距離雷撃を試みても良い. この遠距離雷撃は命中しなくとも雷跡との交錯を経験させることで敵を警戒さ せ,機動を制限させ得るであろう. 支援隊2は速やかにサボ島南方へ進出支援隊1と合同し第3ターンから敵駆逐 艦隊と4対4の砲戦を行なえるようにする.第2ターン以降支援隊2の中で適当な (敵から射撃目標にされていなさそうな)方の艦で照射射撃を行なうこと. 支援隊2は第3ターンからしか雷撃できないので,次発装填が7ターン以降と なるため,支援隊1ほど気軽に遠距離雷撃することは出来ない. もし,敵駆逐艦隊が急速に北上するようならば,支援隊1は北上して距離を とり,支援隊2は西方から支援隊1と同程度くらいの距離をとって共同射撃をす ること. 3ターン以降は敵駆逐艦 4隻に対し4対4以上の砲撃戦が可能なので,敵駆逐 艦に対し6〜9hex くらいに距離を詰めてもいい.但し,第4ターンまでは敵戦 艦の 7hex 以内に入ってはならない. 1〜3ターンは原則として敵駆逐艦中先頭を行くものを射撃すること.但し, 距離や縦射の関係でより有利な目標が存在する時はこれに拘らないこと. 4ターン以降は駆逐艦中2番目をいく艦を砲撃すること.但し,距離や縦射の 関係でより有利な目標が存在する時はこれに拘らないこと. 1〜3ターンは軽巡,駆逐艦同士の6hex 以上での遠距離砲戦に終始すること が予想される.おそらく決定的な戦果は上がらないであろうが,支援隊は4ター ン以降の砲雷撃隊への支援,共同の方が大事なので,焦らず距離をとって戦う こと. 4.指揮・通信 移動計画時,砲撃計画時それぞれにおける報告内容,プロトコル,フォーマッ トは計画案の通り. 4.1.指揮系統 指揮系統は、1〜3ターンは下記の形態で行う。 沖本--+--> 仲達 | +--> 沢野 -> 真田 つまり,1〜3ターンにおいては真田司令は沢野司令が総司令であるかのよう に報告を行ない,命令を受けとること.沢野司令はスキを見て総司令に敵位置 の報告を送ること.おそらく移動計画送付時にどうしても真田司令に送らなけ ればならない通信はあまり考えられないので,これを総司令への報告に当てる こと. 沢野,真田両司令は第4ターン移動計画送付時に第1〜3ターンに敵に与えた 損害の集計を総司令に報告すること.この報告をまとめたものを総司令より各 司令に伝達する. 4ターン以降は下記の形態で行う。 沖本--+--> 仲達 | +--> 沢野 | +--> 真田 但し,各隊が一斉に雷撃を行なう能力を持たせるため,仲達司令からの命令 通信は総司令からのそれに優先するものとする. もし,沢野司令,又は真田司令の部隊,あるいはその両方が総司令の視界外 にあり,沢野司令が真田司令の部隊を視界内に収めているならば,真田司令へ の移動指示は沢野司令が出すこと. 以上. Plan End Assign Begin 沖本 愛宕 高雄 霧島 仲達 長良 照月 白雪 電 初雪 朝雲 五月雨 沢野 川内 敷波 真田昌幸 綾波 浦波 Assign End