Plan Begin 5 Plan 南条輝幸 南条です。 他の司令の考えに順に意見を述べさせていただいた上で、最終計画案をまとめた いと思います。 -------------------------------------------------------------------------- [闇藤司令の意見に対して] >>・全艦隊を1方向に向けるのは、敵が5方向に進撃する可能性を考えると、危険を >>伴うのではないでしょうか? 敵が5方向に進撃すると仮定した場合、当初は現在針路6を取っている艦と、現 在針路5を取っている艦とで、2列の陣形を取ると予想されます。この場合、南 条案における前衛隊2と後衛隊2とにとって、雷撃の好機と考えます。前衛隊1、 後衛隊1、および主隊は第2ターンに右回りに南東〜南に針路を取り、単縦陣 を組むことで、我軍の2隊による雷撃との呼応により、有利な体勢を得ることが できると考えます。 >>・夕立と春雨に関しては、魚雷発射の好機であると判断します。前回提案した闇藤 >>案を改良した案を後に提示します。 … >> 夕立 :X11,3 で LB 方向 >> 春雨 :W12,3 で LA 方向 >> これで、敵艦隊がいきなり4方向に転針しない限り、かなりの確率で命中すると >>思います。 敵艦隊との交差が発生するのは、敵先峰が北〜北東に針路を取った場合のみです ね。先峰がすぐに5方向に転針した場合には無駄撃ちになります。 敵が真北に進んでくれれば、確かに高い確率で命中すると思いますが。それ以外 の場合は、かなり遠くなってから、魚雷は敵艦と交差することになります。これ ではあまり高い命中率は期待できません。敵艦の速度が落ちていない場合、魚雷 が4ヘクスを越えて走らねばならないようでは命中は期待薄となります。必中を 期すなら、4ヘクス以下の距離に押えたいところです。 [濱田司令の意見に対して] >> 二段の陣形で戦う、ということですが、この場合、後衛隊の火力が >>有効に使われないように思われます。当方は火力で劣っているので、 >>砲を遊ばせておくのは極力避けるべきだと思いますが。 確かに後方からの射撃となるために、命中率は少し落ちるかもしれません。ただ、 逆に火力で劣るなら、敵が火力の集中を行いづらくするように持って行くべきで す。そのため陣形を小さくまとめ、敵先峰とだけあたることを考えたわけです。 その方が序盤において、有利な戦力比での戦いができると考えています。 無論、最後まで最初の陣形を保ち続ける必要はありません。前述のように、状況 に応じて隊を開けば良いし、状況によっては艦隊を2隊に分けることになるかも しれません。 >> また、前衛隊と後衛隊を適宜交替させるということですが、この時に >>かなりの確率で衝突が起こるような気がします。移動指示をいただけると >>いうことですが、通信の途絶などということも考えられ、必ずしも命令が >>正確に実行されるとは限りません。初期の移動はともかく、戦闘中の移動は >>なるべく簡単にするべきではないでしょうか。 もっともな意見です。 ただし、交替といっても、初期の陣形を保つように交替しようというわけではあ りません。これについては説明不足ですみませんでした。交替を要する時点では、 敵に応じた機動や艦の速度差などの理由により、既に艦隊は初期の陣形を保って いないと考えます(例えば闇藤司令の意見に対して述べたような状況です)し、保 つ必要もないと思います。無理に保ち続けようとしても、衝突の危険が増すばか りでしょう。つまり交替とは、敵に打撃を与えやすいものの自らも打撃を受けや すい位置を交替するということです。後衛隊は序盤で損害を押え、序盤の叩きあ いで傷ついた前衛隊を敵の主目標になりにくい位置に後退させた後に突出し、前 衛隊との叩きあいで傷き弱った敵部隊を健全な戦力で叩くことを目指すというこ とです。ですから、前衛隊1が直進し、後衛隊1が180度ターンしつつ前衛隊 の位置に入る(2隊が背中合わせになる)ような交替もあり得ます。どのような形 でいつ交替するかは、申し訳ありませんが、状況に応じてとしかいうことができ ません。ただ、前衛、後衛といった概念はこのようなものです。 [日下部司令の意見に対して] >>ただし,この陣 >>形は各艦隊が接近しているため衝突に注意せねばならない.特に南条司令が >>いう前衛後衛交代のときなど.私はこの陣形において特にこの点が非常に心 >>配である. 艦隊が接近している場合、味方が舵などに損害をうけ、予定の移動ができない場 合に注意せねばなりません。確かにこの点は難しい問題です。これについては、 どのような場合にどうするかをあらかじめ決めておくことは不可能に近いでしょ う。極力、他の部隊の移動予定を阻害しないように衝突を回避するとしか、言い ようがありません。他の部隊も、そのような回避行動がなされるものと予測して 動くしかないでしょう。舵が効かない艦も、場合によっては速度を落す等の対策 を行う必要があるかもしれません。 確かに単縦陣の方が、このような問題は生じにくいと思われます。状況に応じて できるだけ早期に艦隊の陣形を広げて余裕を持たせてやろうと思います。 >> もう一つ心配な点がある.それは敵が1ターン目から我方の布陣位置(並 >>縦列陣の場合)に雷撃してくる可能性があると言うことである. この可能性はかなり低いと考えます。 米軍の魚雷の性能は低いものです。動きを確認せず、十分に接近することもなく、 博打的に魚雷を撃って来るとはあまり考えられません。 >>これは濱田 >>指令の言うように敵の先頭駆逐艦隊が1の方向に開きハの字形に布陣した場 >>合に十分起こりうることである.この場合,我方は敵に取り囲まれ一斉砲雷 >>撃を受ける可能性があるが,この辺の対処法についてはどうなっているのだ >>ろうか. 北〜北東へ後退し、敵南方部隊の接近を遅らせつつ、1方向へ展開した敵部隊を 叩くことを目指します。場合によっては前衛隊2、後衛隊2には、接近を試みる であろう敵南方部隊への雷撃をお願いするかもしれません。 >>また,敵は初期配置が単縦陣なので先頭の方の駆逐艦が1ターン目か >>ら左舷前方に雷撃してくるという可能性もあるが,南条司令の位置に並縦列 >>列を組めばこれはかわすことが出来るであろう. 先と同様の理由により、このような博打性の高い撃ち方はないであろうと予測し ます。 -------------------------------------------------------------------------- 不満もありましょうが、以上のような理由で、最初の機動は南条案を取らせてく ださい。通信については特に異論はないようですので、南条の初期計画案に記載 した方針で行きたいと思います。通信文字数は貴重ですので、第1ターンの移動 計画であいさつなど必要性に乏しい連絡をする必要はありません。砲撃計画時の 連絡事項の方が多いですから、その時のために文字数を節約してください。 問題は部隊の担当ですが、同軍担当が4名になってしまったために、ちょっと難 しくなってしまいました。ちょっと極端な配分になって申し訳ないのですが、前 衛隊1と後衛隊1との連係の難しさを考慮して、 ・南条輝幸担当 [主隊]:比叡 霧島 ・闇藤兵衛次席指揮官担当 [前衛隊1]:夕立 春雨 長良 [後衛隊1]:雪風 天津風 照月 ・濱田吉光司令担当 [前衛隊2]:暁 電 雷 ・日下部忠昭司令担当 [後衛隊2]:朝雲 村雨 五月雨 とします。どの司令も楽はできないでしょう。(主隊がもっとも楽ですね。^_^;) 序盤の要は濱田司令になると思います。最も狙われやすいかもしれません。どこ まで持ち堪えてくれるかですが、もしかすると全ターン終了を待たずに全滅して しまう可能性もあります。もしそのようになった場合はごめんなさい。長く持ち 堪えてくれればくれるほど、戦局は有利に進むでしょう。 中盤以降では、濱田司令に変わって後方を日下部司令に支えてもらわねばならな いことになるでしょう。少ない勢力で敵の動きを押えるという辛い戦いを強いら れるかもしれません。 闇藤司令には多くの戦力を集めているため、戦い全般に渡って、臨機応変に活躍 してもらわねばなりません。先に書いたように、状況によっては前衛、後衛にこ だわる必要はありません。濱田司令や日下部司令との連係雷撃の指示も出しても らう必要が生じるかもしれません。戦局全体を見通す目を期待します。 第1ターンの移動は、先の案で指示したものに間違いのないようにお願いします。 でなければ、衝突を生じる可能性大です。最終位置だけでなく、途中経路に気を 付けてください。 それでは各自、力を思う存分発揮して勝利を手に入れましょう。 Plan End Assign Begin 南条輝幸 比叡 霧島 闇藤兵衛 長良 夕立 春雨 雪風 天津風 照月 濱田吉光 暁 電 雷 日下部忠昭 朝雲 村雨 五月雨 Assign End Comment Begin *** 南条輝幸 司令からのコメント *** ちょっと強引に自説を通してしまったかもしれない。 はてさて、うまくいきますかどうか。 Comment End