Plan begin 7 Idea スタントン・メリル 今回は、米軍の総司令官を拝命しました。どうぞ、よろしくお願いします。 とりあえず、メニューを書いてみました。 ========== 0.背景説明 1.現状分析 2.作戦立案 3.伝達事項 4.注意事項 ========== ---------- 0.背景説明 ---------- 11月30日、ショートランド島の豪州沿岸監視員から、在泊中の敵駆逐艦が姿 を消した、との報告があった。現状を鑑みるに、敵は、駆逐艦を利用した何らかの 輸送作戦を実施する可能性が高く、これを阻止・撃滅するために、我々第67任務部 隊が派遣される事となった。断固、敵艦隊を撃滅せよ! とまあ、史実を再現すればこういうことになるのですが、まずは背景説明から。 知っているかもしれませんので、蛇足でしょうが。 10月の第3次ソロモン海戦の結果、増援部隊の輸送に失敗した日本軍は、窮地 に追い込まれていました。ガ島が「飢島」などと呼ばれるのは実にこの頃からです。 燃料・弾薬はおろか、食糧さえも事欠く始末で、制空権・制海権は米軍の手にあり、 空母部隊が南太平洋海戦での打撃から立ち直っていない現状では、大規模な輸送作 戦など到底おぼつかない事となっていました。もはや、輸送手段としては、駆逐艦 によるネズミ輸送(米側では「東京急行」と呼称していた)しかなく、それすらも、 短時間で十分な量の物資の輸送は困難であった。そのために、苦肉の策として考え 出されたのが、ドラム缶輸送です。これは、空のドラム缶に食糧・弾薬を入れ、沈 まないように密封し、これをロープで繋ぎ(一組200個程度)、海岸から手繰り 寄せる、というもので、物資の投入、回収が、今までに比べて迅速に行われる事が 期待されていました。そして、田中頼三少将率いる第2水雷戦隊が、初めての実施 部隊となったのです。 しかし、米軍の方では、着々と基地の強化を図る一方、日本軍の来襲に備えて、 第3次ソロモン海戦の痛手から再建された水上部隊が迎撃作戦を練っていました。 これが、巡洋艦5隻を主体とした、第67任務部隊です。司令官は、南太平洋海戦 で空母部隊を指揮した、トーマス・C・キンケード少将。彼は、レーダー保有の優 位性を生かした作戦案を立案し、実施の機会をうかがっていました。しかし、実施 直前に、キンケード少将は他へ転任することになってしまい、後任のカールトン・ H・ライト少将が指揮を引き継ぐ事になりました(キンケードは北太平洋方面司令 官となり、アリューシャン奪還を実施することになる)。しかし、この新任の司令 官が着任して、まだ幾日も経たないうちに、日本艦隊出撃の情報が入り、総司令官 のハルゼー中将は、部隊に慣れていないライト少将に出撃を指令したのです。 結果として、これが悲劇を招きました。部隊の統率に不安のある米艦隊が、準備 を整えた日本艦隊に真っ向から突っ込む結果となり、重巡1沈没、3大破、という 大損害を受けて敗退することになるのです。直接原因は、不慣れな司令官が、対応 に遅れをとったため、と言われています。本シナリオで、日本側の魚雷命中が有利 になっているのはそのためです。ちなみに、米軍のちぐはぐさは他にも現れており、 本シナリオで増援として登場する駆逐艦2隻は、本来輸送部隊の護衛艦だったので すが、戦闘開始直前に艦隊に編入される、という事をやっています。当然、事前説 明を受けている暇もなく、いきなり戦闘に参加させられ、何も出来ないまま、すご すごと帰っていくだけでした。なお、ライト少将は更迭、軍法会議行きです。 一方、日本側も、結果として物資の投入を断念させられ、そのために、あれだけ の戦果を挙げたにもかかわらず、田中少将は、部内から非難の嵐を浴び、この年の 末を最後に、陸上勤務にまわされ、そのまま終戦を迎える事となりました。 ---------- 1.現状分析 ---------- まずは戦力の分析からです。 隻数 巡洋艦 駆逐艦 日本 8 アメリカ 5 6 片舷砲撃力(主砲+副砲) 巡洋艦 駆逐艦 日本 62 アメリカ 110+20 34 片舷雷撃力(装填済+予備) 巡洋艦 駆逐艦 日本 16+4 アメリカ 6 勝利ポイント(旗艦加算分含む) 巡洋艦 駆逐艦 日本 25 アメリカ 50 12 以上から分かるように、火力では米艦隊が圧倒的に有利ですが、予備魚雷を持た ない艦が多い事を考慮に入れても、雷撃力は、日本側が圧倒的に有利です。しかも、 特別ルールの結果、日本側の魚雷は非常に脅威となっています。なかなか命中しな いMk15と九三式を比較するのは酷ですが、雷撃力の差もあって、命中率は格段の差 があります。米側が4ヘクスで辛うじて17%弱の命中率なのに対し、日本側は、 15ヘクスの距離で30%以上の命中率(ただし2雷撃力同時使用、日米とも側面 に命中したものとする)を誇ります。4ヘクスの時に至っては、82%以上の命中 率となってしまいます。これでは話になりません。そして、1・2本の命中で、巡 洋艦程度でも大破は当然、沈没もおかしくないという恐ろしい結果も待っています。 また、ポイントから見ても分かるように、敵は、こちらの巡洋艦を3隻沈めれば、 全ての駆逐艦を失っても、勝利条件が4点差以上なので、勝ってしまいます! 次に配置です。両軍とも、基本的に単縦陣の反航態勢をとっています。 我が方は、前衛の駆逐隊、本隊の巡洋艦戦隊、後衛の駆逐隊、の3隊編成になっ ています。 一方、日本軍は、警戒艦の1隻(第31駆逐隊旗艦高波)以外は、一列縦隊で、 揚陸エリアに差し掛かろうとしています。 #ちなみに、日本軍の配置は一部間違いがあり、親潮・黒潮・陽炎・巻波・長波・ #江風・涼風の順になっているのが史実です。この「旗艦中央」の隊形が、田中少 #将への非難の一因とされています。 なお、サボ島ですが、ある、という事実を忘れなければ、とりあえず障害にはな らないでしょう。主戦場よりは、随分西側に位置しているし、利用するにしては、 距離が遠い上に、敵味方が接近しすぎています。 ---------- 2.作戦立案 ---------- 以上から、こちらの艦隊の作戦を考えてみます。 まずは敵の行動の予測です。 とりあえず、以下の選択肢が考えられます。 1.消極的に逃げ出す場合 2.物資輸送を最優先にする場合 3.米艦隊撃滅を最優先にする場合 まずは1.です。これの場合、実は割と厄介です。といいますのも、敵は、さっさ と持てる魚雷をぶっ放して、スタコラ逃げるわけですね。迂闊に魚雷の網に飛び込 むと、こちらは大火傷をしてしまうので、そうそう近づけません。で、照明弾で視 界が確保できても、遠距離砲撃は当たらないのが相場ですから、どうにもなりませ ん。もし、この戦法を敵がとった場合、こちらは、高波1隻は撃沈できるでしょう が、それ以外は取り逃がす可能性が高いと思います(速度差なども考えて)。で、 事実上対処方法はないので、これについては考えない事にします。まあ、運が味方 すれば、そして指揮が適切であれば、魚雷は外れ、砲撃で沈める事も不可能ではな いですが、どっちにしろ、こちらの対応は、敵の動き次第になるでしょう。 次に2.です。実は、これが一番容易です。というのも、物資の揚陸条件が厳しい ので(速度を相当落とさねばならない)、砲撃の的になってしまいます。速度が落 ちると、弾の命中数が結構跳ね上がるので、非常に危険な選択だといえるでしょう、 実施する側にとっては。てなわけで、物資の揚陸は、こちら側の反撃を意に介しな い状態になった(=こちらが致命的打撃を受けた)時に実施されるわけで、その時 点で、我々の負けは決まっています。逆にいうと、そうなるまでは物資揚陸を実施 しないわけですから、とりあえずは、敵がどう動くかで、1.あるいは3.のいずれか のバリエーションに含めてしまっていいと思います。 最後に3.です。これは、勇猛果敢といえば聞こえはいいが、実際には非常にリス キーな作戦です。なんてったって、魚雷必中距離にまで踏み込む代わりに、巡洋艦 の集中砲火を至近で浴びせられるわけですから。それと、通常の日本駆逐艦は、次 発装填装置で予備魚雷の再装填が可能ですが、今回は、物資積載のために、予備魚 雷をケースごと置いてきている(旗艦の長波と警戒艦の高波を除く)ので、それこ そ、ミツバチの一刺しになってしまっています。ただ、それを覚悟の上で突っ込ん でくる可能性は十分にあるわけで(それこそ水雷戦隊の用兵である)、日本魚雷の 命中率を考えると、犠牲を覚悟しても釣りが来るでしょう。 で、実施の可能性ですが、多分、刺し違え覚悟で3.を実施する可能性が高いと思 います。というのも、状況説明のところで述べたように、敵としては、こちらの巡 洋艦を、必殺の雷撃距離(4ヘクス以下)で仕留めてしまえば、あとは、全滅したっ て勝ちを宣言できるわけです。 #果たしてそこまで敵の総司令が考えているかが疑問ですが。 #敵の方針が、生き残り優先か、玉砕覚悟か、で行動が変わっちゃいます。 これを前提に、こちらの戦力分割と、初期機動、その後の基本方針を考案します。 まず戦力配分ですが、以下のような2案を考えてみました。これは、以後の作戦 方針に密接に関連しています。 メリル総司令直属 シェーファー副司令 BAN司令 A. 巡洋艦5隻 前衛駆逐隊 後衛駆逐隊 B. 巡洋艦1〜3番艦 巡洋艦2隻と後衛駆逐隊 前衛駆逐隊 まずは主力の巡洋艦戦力ですが、総司令たる私が統合運用をするか、それとも、 一部を副司令に委任するか、が考えられます。3分割、というのは、艦隊総旗艦の Minneapolis が巡洋艦隊の先頭に固定しているために、分割した後、隊列が混乱す るのが目に見えているから(それぞれの指揮下に移動することになる)、無条件に 却下です。また、分割数は、3+2以外には考えていません。4+1ではさすがに ひどいです。これでは分割する意味が無いと思います。 残りの駆逐隊に関しては、集団としての運用を重視する立場から、前衛と後衛の 2グループに分け、それを誰に帰属させるか、で判断しました。 で、以下が作戦案です。a,bは、それぞれ艦隊編成のA,Bに対応します。 a-1 全部隊は視界確保のため敵側に若干移動した後、針路を5に戻して直進する。 & 第2ターン以降は巡洋艦の副砲による照明弾で視界を確保しつつ敵艦隊から b-1 距離を空けるように動く。 a-2 レーダー所有の優位を生かし、全艦いきなり針路6方向に転進、思いっきり & 距離を空ける。雷撃には頼らず、徹底して砲撃のみで敵を叩く。巡洋艦副砲 b-2 からの照明弾を積極利用して視界を確保する。 a-3 司令部直属部隊は針路3で南下、敵の針路を塞ぐと同時にT字・縦射を狙う。 前衛駆逐隊は敵水雷戦隊に接近、これを圧迫する。後衛駆逐隊は、司令部直 属部隊と前衛駆逐隊の中間に進出、機を見ていずれかの部隊の援護を行う。 b-3 司令部直属部隊は視界確保のために若干敵に近づいた後、針路を5に戻して 直進。前衛駆逐隊は針路4、後衛部隊は針路3でそれぞれ単縦陣を組んで移 動し、全体として敵に対して包囲網を形成する。 各案第1ターンムーブ具体例 メリル総司令 シェーファー副司令 BAN司令 a-1 全艦同期1L2R3 a-1:全艦同期1L2R3 a-1:マップに登場後回頭 & b-1:巡洋艦1L2R3 b-1:全艦同期1L2R3 b-1 駆逐艦は登場後回頭 a-2 全艦同期1R5L a-2:全艦同期1R5L a-2:マップに登場後回頭 & b-2:巡洋艦1R5L b-2:全艦同期1R5L b-2 駆逐艦は登場後回頭 a-3 先頭艦1L1L4 全艦同期1L5R そのまま直進 他は先頭艦を追尾 b-3 全艦同期1L2R3 先頭艦1L1L4 先頭艦1L5 他は先頭艦を追尾 他は先頭艦を追尾 各案メリット a-1 非常に素直な戦法で、敵がどのような行動をとった場合でも、視界外に逃れ & る行動をとられない限り、全艦が片舷砲力を全力で発揮する態勢を維持でき b-1 る。また、単純な機動なので、その後の計画の変更が容易である。 a-2 敵の雷撃を極力回避し、こちらの持つ優位性を全面的に表に出す事が出来る。 & また、機動が単純明快であるために、第2ターン以降の敵の動きに対応して b-2 戦術を転換する事が容易である。 a-3 大胆な機動により、巡洋艦戦隊が敵にT字砲火を浴びせられる位置を取れる 可能性が高い。また、これにより、敵の雷撃計画を混乱させる事を期待でき る。特に第1〜第2ターンに、敵に雷撃を実行させ得ないものと推定する。 b-3 敵を包囲下に置く事により、敵の行動を制約し、こちらの砲雷撃の実施を容 易にする。これによって、敵艦隊を短期間で撃滅し、こちらの損害を最低限 に抑える事が期待される。 各案デメリット a-1 メリットは同時にデメリット。素直すぎる動きは、敵の予測の範囲内である & 事が考えられ、敵も全力で接近してきた場合、第2ターンには雷撃必中距離 b-1 に踏み込まれる危険性が高い。 a-2 消極的すぎる戦法のため、敵に物資揚陸や退避行動をとった場合に、対応が & 後手にまわる危険が大きい。また、照明弾の使用が難しく、敵艦を有効範囲 b-2 外に逃した場合、事実上砲撃不能ターンが生じる(閃光には当たりにくい)。 a-3 大胆すぎる機動は、敵が逃走コースをとった場合、全くの空振りになりかね ない。また、駆逐隊が突出しすぎる形になる事が考えられ、その場合、これ らの部隊は全滅を覚悟せねばならない(敵がこれに魚雷を使うとは思わぬが)。 b-3 うまく包囲できればいいが、前衛駆逐隊と敵部隊の針路の交錯が考えられ、 衝突の嵐が起きかねない。また、巡洋艦戦隊を分割する事で、敵に各個撃破 の好機を与えられる事になりかねない(特に中央の司令部直衛部隊)。 これらを考察して、司令部としては、a-3 案を採用したいと考えます。敵の意表 を突く事で、主導権をこちら側で掌握したい、と思うので。次点として、a/b-2 を 考えています。a/b-1 案や、b-3 案は、何度も考えたけど、危険だ………。ちなみ に、a-3 案ですけど、第2ターンの移動は、一斉回頭でガダルカナル島(マップ南 端)から離脱するコースをとります。当然ですね。ちなみに、a-3 案では、指揮系 統の混乱を特に避ける必要から、巡洋艦戦隊は分割しておりません。味方同士で衝 突する、という事態も想定できますので。 とりあえず、各司令の意見を待って決定を行います。 参考までに、史実でキンケード少将が計画していた作戦案はどうだったかという と、まず駆逐隊が雷撃し(これは第1ターンの特別ルールで封じられている)、そ の後に駆逐隊は巡洋艦戦隊の後方に離脱、巡洋艦戦隊の火力で敵を圧倒する、とい うものでした。実際には、敵前衛の駆逐艦(高波)に気をとられて、対応が遅れて いるうちに敵本隊の襲撃を受けたのです。ライト少将の指揮のまずさが伺えます。 ---------- 3.伝達事項 ---------- ここで、メールでの通信形式などを定めておきます。 基本的にレーダーがあるので、これが失われない限り(MFCに被弾するか搭載 艦が撃沈される)、敵の各艦のトレースは容易なことと思います(各司令に最低1 隻はレーダー搭載艦が配分されているはず)。 従って、敵艦の呼称は、各艦の名前の1文字目を使って判別することにします。 長:長波 高:高波 巻:巻波 親:親潮 黒:黒潮 陽:陽炎 江:江風 涼:涼風 で、どのような記述を行うか、ですが、今回は以下のような形式で行いたいと思 います。 得点状況:総司令からのメッセージ冒頭につける。基本的に点差のみ表示。なお、 他の伝達事項が急を要する場合、これは省略する。具体的には「+3」 みたいな形で記述される事になろう。当然、+が我が方が点を稼いでい る場合、−が負けている場合である。 被害報告:基本的に砲撃結果メールで分かる範囲の情報は不要。砲撃不能などの 「見えない」特殊損傷が発生したときには、可能な場合は連絡する事。 総司令官からの視界外で艦の損失が起こった場合は正確な情報を求む。 敵の被害:基本的に「自分で」与えた打撃のみ報告する事。他からの攻撃の効果 を視認する事もあるが、重複を避けるためにカウントしない。フォー マットは以下のようにする。 <艦名><奪った浮力><具体的な破壊箇所> これは全て略号で行う。今回は敵が全て駆逐艦であるから、簡略化す る。破壊箇所の略号は以下の通り。 艦首主砲 :首 中央部主砲:中 艦尾主砲 :尾 魚雷発射管:管 MFC :M 火災発生 :火 <具体例>巻波を攻撃、浮力2を奪い、艦首主砲と発射管を破壊、火災が発生。 巻2首管火 なお、命中弾数は、余り意味が無いので報告を求めません。結果が確認できない 弾は、特殊損傷を発生させている事もありますが、往々にして不発である事も少な くないので。 また、照明弾ですが、普通なら適宜撃ってください、という所ですが、駆逐艦の 主砲は少ないので、もったいないです。我が方の魚雷が実質役に立たない以上、駆 逐艦は砲撃に専念せざるを得ません。そのため、火力を少しでも上げる必要がある ので、基本的に照明弾を撃つ事を考えないでください。なお、敵が視認できなくて 砲撃ができない、とかいった場合には、この限りではありません。 基本的には、各巡洋艦の副砲1ボックスを基本的に常時照明弾に使う事になるで しょう。砲撃計画時に次の移動は考えられるはずですから(アクシデント発生は考 慮しない)、それを見越して撃つ事が必要でしょう。総司令が全ての巡洋艦を指揮 する場合、こちらの裁量で撃ち込みます。副司令が巡洋艦を持った場合も、裁量は 任せます。ただ、味方だけを照らすような撃ち方はしないでください。なお、敵が 危険なほどの至近距離に接近している、等の事情がある場合は、照明弾を撃たない 事も当然有り得ますし、それは認めます。 また、探照灯ですが、駆逐隊はどんどん照らしてください。敵は、こちらの巡洋 艦に気をとられるはずですので。なお、巡洋艦からは一切照らしません。 あと、総司令から確認不能の位置に敵が移動した場合で、各司令官がそれを視認 できる場合には、簡単でいいですから、敵の所在報告をお願いします。特に、第1 ターンは照明弾が無いので、敵を見失うと、第2ターンの移動計画に重大な支障が 発生しかねません。 ---------- 4.注意事項 ---------- まずは、マニュアル一式をよく読んでください。全てはそれからです。 あと、本メールプレイで陥りやすいミスを幾つか挙げておきます。 1. 移動計画のミス 1-1 速度を間違える(常時艦の最大速力をチェックする事)。 1-2 RとLを間違える(頭ではなく紙の上で動かしてみる事)。 1-3 RR、LL(120度回頭)が1移動力を消費する事を忘れる。 1-4 120度回頭を実施して、直後の後続味方艦と衝突する。 1-5 移動の最後に回頭するつもりが、指定を忘れる。 1-6 同期・追尾移動で、指定艦名を間違える。 1-7 追尾移動で、追尾開始ヘクスで向きを揃えるのを忘れる。 2. 砲撃計画のミス 2-1 複数艦で同一目標を射撃対象にする。 2-2 探照灯でを照射して別目標を砲撃する。 3. メッセージ伝達のミス 3-1 文字数が足りなくなる(1「ターン」100文字までです)。 いわゆるポカミスの場合が大半を占めていますが、ポカミスで混乱するのは、史 実もゲームも変わりありません。 なお、2-1 の複数艦集中射撃ですが、これそのものは、単なるペナルティーなん ですけど、合計2隻程度ならまだかわいいものの、それ以上増えると、劇的に修正 が悪化し(全艦に影響する)、5隻以上になると、艦種を問わずにランダムで排除 されます(第4グループで、戦艦霧島の砲撃がキャンセルされた実例あり)。 というわけですので、今回のプレイでは、駆逐隊は、巡洋艦の射撃の邪魔になら ない目標を狙ってください。浮力の少ない白露級2隻は狙い目でしょう。2隻ずつ で砲撃すれば、結構沈めやすいかもしれません。なお、長波と高波の2隻は、巡洋 艦が優先的に砲撃しますので、駆逐隊は命令あるまで決して手を出さない事。ただ し、これらを巡洋艦戦隊が視認に失敗した場合は別です。 また、ミスというわけではないので書きませんでしたが、火力の複数目標への分 散は絶対に避けてください。ルールには「距離1ランク程度の差」とありますが、 6面体サイコロで2桁を求める方法において、2桁目が1変わるという非常に大き な差です。これは決して無視し得ない結果を生じるので、要注意です。駆逐艦程度 の艦がこれを実施した場合、全く弾が当たらない、という事態も十分に生じ得ます。 本当にやむを得ない場合は別ですが、基本的には分射はするべきではありません。 確実に弾を送り込んで敵を仕留める事を考えてください。 Plan end Plan Begin 7 Idea ダッチ・シェーファー 副司令官のシェーファーです。忙しくて作戦を練る暇が無かった のですが、簡単ですが考えて見ました。 要は敵側が何を目的にするだろうかと考えて見ました。 一番簡単な目的は敵艦隊の撃破ですが過去のログを覗いた限りはなっから 狙って来るものではなさそうです。 #この前全滅したらしいですが(^^; 勝利条件を見ると9ターンを終えて4点以上リードした方の勝ち、ですの で得点狙いが筋でしょうね、やっぱし。 敵がボードの南端での「補給」を諦めないと言う事を前提に考えると、 来た所を待ち構えて攻撃、補給中に囲む、終って逃げる所を攻撃ぐらいは 思い付きます。 恐いのが9ターン目に補給を終了させる作戦をとって来た時です。 この場合大きく迂回してこちらに攻撃をさせずに時間を稼ぎ、あまつさえ 得点を許してあっさり負けになってしまいます。 索敵でさっさと見付けられれば問題は無いと思いますが。 重巡と駆逐艦での戦力差がどれぐらいかがあるのか私にはよくわかってい ませんので、命中率と索敵の修正からほぼ互格であるとすると勝ちパター ンがあるならそれを狙って来るのではないでしょうか? 艦隊の編成はまだ考えていません。どうしましょ? Plan End Plan Begin 7 Idea BAN まず作戦案ですが、よく分かりません。ので、 スタントン・メリル総司令の「楽しいこと」に期待させて頂きます. 他のこともよく分かりません、ので、お二方を参考にさせてください。 。遅れてすいません。 Plan End