Plan Begin 1 Idea 遠藤 総司令を務めることになった遠藤です。テストプレイですから、気軽に行き ましょう。 さて、他の司令はほとんど未経験者とのことですから、最初に注意点につい て触れておきます。注意点といっても、どういう場合にはどうするなどとい うことを多く述べるつもりはありません。こまごまと述べたとしても、覚え てはいられないでしょう。少なくとも私はそうです。ですから簡単に述べる だけにしておきます。各自、艦の移動などを考えてみて、質問があれば、次 の提案の際にでも、行なって下さい。 注意点といっても、ケアレスミスをしないようにとか、味方との意思疎通に は気をつけるようにとかの言うまでもない常識的な所を言っても仕方ないで しょう。これらのことは、このメールプレイにおける過去のログが、何より も雄弁に物語っていると思います。ですから、これとは少し違った点からの 注意点について考えてみたいと思います。 まず心しておかねばならないことは、上からの指示には適切に従うことです。 適切に従うということは、何も考えずに指示のままに行動するということで はありません。上が指示を出すということは、戦局から見て、何らかの意図 があります。この意図をくみとって、その意図に従うようにするということ です。 私が指示を出す場合、その意図を極力記載するつもりです。しかし送ること ができる文字数には制限があります。そのため、十分にはその意図を伝える ことができないかもしれません。 また、指示が届くにはタイムラグがあります。例えば次の移動に関する指示 は現在の砲撃の結果が出る前に送っているわけです。指示を出す場合、ある 程度は砲撃結果を想定して出しているわけですが、想定の域を越える結果と なることも多くあります。そのような時に上からの指示に盲目的に従っても 意味がありません。自分の判断で行動しなければいけないわけです。このよ うなことは大事な局面ほど、よく生じますので気をつけてください。 自分の行動を決める際には、まず周囲を考えてください。常に、相手は何を 考えているか、自分はどうすると相手は考えているかを考えるようにしてく ださい。計画を行なう際には、つい自分に都合の良いように考えてしまうも のです。極力、自分に都合の悪い状況を考慮するように心がけて下さい。1 ターン先の状況を考えることが大事です。 行動の基本指針に関して、私が敢えて述べておくのはこれだけです。後は実 際のプレイ中に、どうすればどうなるかを注意深く考えていれば、どう行動 すれば良いかは自然に身につくと思います。このプレイはメールプレイです。 したがって、結果が届いてから次の計画を提出するまでには熟考する時間が 十分にあります。たとえ初心者でも、ゆっくりと時間をかけて計画を練れば、 きっとベテランを越える行動を取ることができると信じます。 さて、ここからが本題です。 「敵」と言えるのは戦艦ですから、ここはまず戦艦だけについて考えてみま す。正直な所、苦しい戦いになりそうです。敵戦艦相手の装甲は厚く、それ に対し、こちらは散弾ですから、装甲は全く抜けません。したがって直接的 な効果は装甲貫通を要しないものである必要があります。また、魚雷はただ でさえ命中率が低いのに加えて、効果を表す可能性は50%です(速度低下 のない場合)。つまり、直接効果の可能性はかなり低いということになりま す。それに対し、敵戦艦の砲撃は強力です。下手をすると、一撃で重巡です ら沈みます。 さて、ではどうするかですが、とにかく近寄らずに敵の攻撃力を少しずつそ ぐしかありません。遠距離からの砲撃を繰り返し、非装甲部位の破壊による 戦力低下と火災とを狙っていくことになります。運良く速力低下を生じれば、 味方魚雷が猛威をふるうことになるでしょう。 火災というのは本当に恐ろしいものです。砲撃命中率が上がってしまう上に 消し止めるのに失敗すればじわじわとダメージが増加し、最悪(可能性は非 常に低いのですが)爆沈ということもありえます。累積すればするほど火災 効果チェックの回数が増えますから、火災発生を祈って砲撃を繰り返すこと になります。 我が方の小型艦はどうかですが、仮に敵戦艦に対して砲撃を行った場合、命 中弾1発につき、効果を表す可能性は、軽巡で1/3、駆逐艦で1/4です。 それだけ砲撃の効果は期待薄だということです。 こうなると、やるべきことは自ずと決ってきます。 ・消極的と言われるかもしれないが、とにかく近付かない ・軽巡、駆逐艦は敵駆逐艦を狙い、早期に壊滅させることを目指しつつ、 味方の巡戦、重巡が敵戦艦の速力を落してくれるのを待つ ・巡戦、重巡は敵戦艦だけを遠距離から撃ち続ける ・敵戦艦の速力が落ちるか、あるいは巡戦、重巡が被害大の場合、 軽巡、駆逐艦は雷撃のため突撃する これくらいしかできることはないでしょう。 増援2、3は序盤はサボ島を利用して敵のレーダーを避けた方がいいでしょ う。そうすると、初期配置はサボ島の北〜北西より進路4で進むようにすべ きと考えます。どの位置がいいかは意見を求めます。ただ、できるだけ早期 に登場するようにしなければ、川内が戦艦の餌食になるのが目に見えるよう です。 ただ、増援2、3がサボ島の東西に同時に姿を現して、敵を悩ませることも 考えられなくはないです。両者とも速度を巡戦に合わせれば、レーダーでは 艦種はわかりませんから。 初期配置艦は敵の動きに応じて、北上するか、サボ島南を突破するかを選択 することになるでしょう。増援1と合流するか否かは初期配置艦の移動次第 ということになります。最初は敵の動向を報告する偵察任務が最も重要と言 えるでしょうね。 最初の照明弾は、初期配置艦の報告に基づき、巡戦、重巡が砲撃可能圏に来 れそうな時に増援2、3から発射することにします。それまでは辛いでしょ うが、初期配置艦、増援1は照明弾発射を我慢して偵察をお願いしなければ なりません。照明弾で敵に先行されたくはないですから。 とにかく敵の出方に応じて行動するしかないというのが辛いところです。 次に通信についてです。各計画メールでの通信内容は、次の内容を基本とし ます。あくまでも基本ですので、必要に応じて重要性の低い情報を削ってく ださい。 [移動計画送付時] 1 : 自隊の雷撃が味方に影響しそうな場合、その計画 (報告未済、または報告と変更の場合) 2 : 直前のターンに敵艦へ与えた損害 [砲撃計画送付時] 1 : 次ターンの自隊の移動計画 2 : 総司令の視界外の敵艦位置 3 : 総司令の視界外の自艦位置 4 : 自隊の雷撃計画(味方に影響しそうな場合は、最優先で報告する) 5 : 敵艦へ命中した魚雷本数 砲撃計画時に連絡すべき内容が多いので、移動計画時の連絡は極力絞り込む ように気を付けてください。 通信においては、味方艦については艦名の先頭1文字を略称とします。敵艦 も、級名日本語読み(カタカナ)の先頭1文字を略称とします。つまり、 戦艦 NorthCarolina級 : ノ 戦艦 SouthDakota級 : サ 駆逐艦 Sims級 : シ 駆逐艦 Benham級 : ベ 駆逐艦 Mahan級 : マ 駆逐艦 Gleaves級 : グ 位置、針路は、位置が必ず '(' または英字で始ること、針路が数字1文字 であることを考えて、針路、位置の順に空白を入れずに書いてください。例 えば、Mahan級が位置 AA15、針路6にある場合、マ6AA15 と記載してくださ い。敵艦隊が単縦陣に並んでいる場合は、艦名略称を並べた後で、先頭艦の 針路、位置のみを記載すればかまいません。例えば、Mahan級、Gleaves級、 NorthCarolina級、SouthDakota級の順に先頭から並んでおり、Mahan級の位 置が AA15、針路が6である場合、マグノサ6AA15 と記載してください。 魚雷発射計画については、艦名略称、発射針路、発射ヘクス、射角、魚雷速 度(デフォルト値は高速とする)を、空白を入れずに列挙してください。例 えば、敷波が、針路1、位置 V10、右A角(RA)、高速で魚雷発射を行なう場 合、敷6V10RA と記載してください。もし中速、低速で発射するのであれば、 記載の最後に、それぞれ M、L を追加してください。例えば先の例で、低速 で魚雷を発射するのであれば、敷6V10RAL と記載してください。なお、一度 に複数の発射を行う場合、共通部分はまとめてかまいません。例えば先の例 で右A角と同時に右B角にも同時に高速で発射する場合、敷6V10RA,B のよう に理解できる範囲で字数の節約をしてください。 戦果の報告は、艦名略称の後に命中部位略称+損害数を書き並べてください。 損害数のデフォルト値は1とします。1の場合は記載する必要はありません。 命中部位略称は次の通りとします。  船 : 船体ボックス  移 : 移動力  首 : 艦首主砲  央 : 艦中央主砲  尾 : 艦尾主砲  左 : 左舷副砲  右 : 右舷副砲  M : MFC  R : レーダー 例えば、あるターンにNorthCarolina級に対して、船体ボックスに2、艦首 主砲1基、左舷副砲2基、移動力2、MFC破壊、レーダー破壊という損害 を与えた場合(同一ターンにこれだけの損害を与えたら勝利はこちらのもの ですね ^_^ )、ノ船2移2首左2MR と記載してください。 極めて簡単ですが、初期案としては、以上です。意見を求めます。 Plan End Plan Begin 1 Idea 三島 三島であります。本海戦について意見を述べさせて頂きます。 本海戦は兵力を分散した我が艦隊と、それを各箇撃破せんとする敵精鋭艦隊の激突 になるものと思われます。 ところが、我が艦隊の魚雷と主砲は弱体化しているのに対し、米軍には射撃に制限 がなくなっております。そのため、戦術的には敵有利となっております。 この状況では川内を旗艦とする駆逐戦隊は敵戦艦2に全く対抗できないものと考え ます。 その半面、出現位置が初期配置に替わった事で我が艦隊は比較的自由な機動を 行なえるようになり、視認距離の低下と星弾の使用制限から戦略的には有利になっ たものと考えます。 戦術的な米軍有利を戦略的な連合艦隊有利でひっくり返すには、早急に分散した艦 隊を合流させ、敵戦2駆4に対し巡1重2軽2駆7で対抗するより無い物と考えま す。敵戦2に対し三式弾装填の巡1重2で対抗するのは苦しいですが、敵駆4を軽 2駆7で一掃し、その後雷撃を多数行なう事で命中率の低下を補う線で行くのが良 いかと存じます。 増援艦隊は速度3登場4ターンで初期配置し、実際には最大戦速で南下、初期配置 艦はサボ島の沖を抜け、まずは4ターンに合流する事を狙います。 その後は全艦突入し主力艦は接近戦で敵の火災レベルを上げる事を目標にします。 補助艦は敵補助艦を早期に撃滅することを目標とします。 敵戦2は駆逐戦隊を目標にはしないでしょうから敵駆4を葬る方はたやすい事と思 います。敵主砲はあらゆる距離で我が艦の装甲を抜く事ができますので、距離をと るのはそれほど意味が無い様に思います。 以上。 Plan End Comment Begin *** 三島 司令からのコメント *** Comment End Plan Begin 1 Idea 阿井上雄 IBSは、というよりも海戦ものははじめてなので、取り敢えず 総指令官以下各指令官の作戦案を聞かせて頂きたいと思います。 Plan End