何が大変?

留学して大変だったことをダラダラ、タラタラ、ブチブチ書きます。興味のない人には非常につまらないはず。出口はこちらです。→→

British Immigration is very strick. Why don't you say ''Kick your arse ! '' ?

留学する前の苦労話


 住民票の移動。これが結構面倒くさい。新居(両親の家)に移動する2週間前ぐらいからでないと受け付けてくれない。

 パスポードの申請。以前取得していたので問題なし。ただし、帰国日時までパスポートの期限がない人は注意。また長期滞在する人はStudent Visa等が必要。このビザの入手には入学証明書・財政証明書・帰りの航空券が必要になる。かなり面倒そう。観光ビザで入国した場合は6ヶ月以内(イギリスの場合)に出国しなければ行けない。

 語学学校の選択。ロンドンには語学学校が山ほどあるため、パンフレットを入手してもどの学校が良いのかはわからない。出たとこ勝負。値段もピンからきりまでさまざま。もちろん入学申込書もすべて英語で書いてあるため、すべて読むのも一苦労。

 ホームステイ先の決定。ほとんどの語学学校が斡旋してくれる。ただし、手数料等はもちろん取られる。こちらからどんなスティが良いか伝えることはまずできない。

 現金の送金方法。クレジットカードでも現金が受け取れるが、数万円が限度。現金の送金方法は主に日本の郵便局からイギリスの郵便局に送金するか、某外資系の銀行でキャッシュカードを作るか、または、現地の銀行を開いて送金するかになる。

 航空券の入手。出発日が未定の場合はこれが一段と大変。特に、大学の単位の関係で出発日が定まらなかった。航空券はアジア系の航空会社が一般的に安い。

 学校のレポート、テスト等。もしも再試等の問題があっても、日時が定まっていないのが問題。ただ、しっかり勉強していれば問題ないが…

 クレジットカードの入手。海外に旅行・留学するときには舞うクレジットカードが必要。なくてもやっていけるが、あれば非常に役に立つ。(もしも盗まれても、外国人で日本人のサインが模倣できる一は皆無?)

 受信料等の公共料金の支払い停止。NHKの受信料水道代電気代電話代携帯代家賃新聞代等の解約と料金支払停止をする。特に大変なのは、水道電気代等。家を出る直前まで水道、電気は使うので直前に止めてもらうしか方法はない。

 国民年金の停止または住所変更。住民票を親元から下宿先に移していて20歳以上であればおそらく変更が必要。留学する場合は年金の支払い義務はないが、市役所の話では将来に受け取ることのできる年金は当然減るらしい。

 郵便局で郵便物の輸送先の変更をする。そのままにしておくと、当然以前の下宿先に郵便物が郵送される。新しい住人が親切に郵便局に送り返せば正しく着くが、まずそんな人はいないと思うが…

 国際学生カード(International Student Card)の作成。これはあったほうが何かと便利。観光地のチケット等の割引がかなりの場所で受けられる。

 学校に休学届を提出(学生の場合)。たいてい3個も4個もはんこを押してもらうために研究室を駆けずり回ることになる。

 旅行中の傷害保険の契約。海外に出る場合はよっぽどのことがない限り保険を作るべき。ただし、業者も”商売”で、かつ契約者が緊急に作ってもらいたいことを知っているので、最高でも1週間ぐらいで機械的に迅速に作ってくれる。

 運転免許の更新。海外に長期滞在する場合、滞在中に運転免許の期限が切れる場合がある。本人でなければ更新ができないため、一時更新のためのみに日本に帰国するか、事前更新をする必要がある。更新をしなければ、運転免許は無効になります。また一から自動車学校に行くか、事前更新するか…

 引越し。これが結局一番大変。荷造りから輸送まで、業者に頼めばもちろん簡単だが、高い料金を払うことになる。後ダンボールに詰める作業も、家を出る直前まで必要なものがあるので、思ったより効率的にはできない。

 出発前に友達、親戚等にご挨拶。これはかってにやってください。

以上挙げただけで17項目。それでもあなたは留学しますか?

 

留学した後の苦労話


 口座開設。現金の入手のため現地に銀行の口座を開く必要がある。ただし、外国では日本人は外人。ロンドンで口座を開こうと思っても簡単には開けない。Deposit(保証金)が必要なのが普通。Depositが必要でなくてもキャッシュカードをくれないなど問題だらけ(引き出し、入金等はすべて口座を開いた銀行で行う必要がある)。Depositが1,000£(24万円程度)必要といわれたときは、もう少しで銀行員を殴りそうになった。

 住居探し。今ロンドンでアパートを捜そうとすると非常に高い。特に、アパートをシェアする習慣があるので、多くのアパートは3〜4人とアパートを共有するのが普通。実際にはトイレとバスルーム、キッチンを共有するようになる。建物はすべて古く汚い場合が多いのが現状。フラット・シェアするのであればピンからきりまである。ただし、日本のようにトイレ、バスルーム、キッチンが自分お部屋にほしいのであれば、最低でも130£(1£=240¥)を毎週払うのが通常。月に約最低でも15万円前後になる。特に、6ヶ月以内の契約であれば、1.2倍から1.3倍はすると考えたほうが良い。ロンドンでの住居探しは大変だ!!

 物価が高い。2〜3年前であれば、ロンドンは何をするにもそこそこ安かった。ただ今、日本の景気がかなり悪いのに加えて、イギリス(ヨーロッパを含め)の景気はかなり良い。はっきり言って、過剰にインフレ気味。安いもの(食料品など)は日本と同じか少し安いけど、ものが高くなるにつれて日本より高くなるのが普通。特に、電化製品は信じられないほど高い。市内通話も1分間20円。つくづく運の悪いときにきたものだ。

 

それでもあなたは留学しますか?

何か意見のある人、苦情、質問、何でも良いです。メールをいただければお応えします。留学中の学生より。