ヨーロッパの美術館

観光の目的の一つは美術館だろうと思う。ヨーロッパには美術館がとにかく山ほどあって、それぞれが個性のある作品を展示していた。一つの街で最低1つ以上の美術館を訪ねたので感想と一緒に載せます。自分が好きな美術は特に印象派の作品と現代美術。それ以外の古典美術や宗教画関係はどうも嫌いになれないというか、退屈というか…基本的に美術館のみを載せたので、博物館に着いては割愛します。(古代の彫刻はいまだにかけた石ころとしか見えない!)美術に興味のない人には非常につまらないページです。

国によって美術館も当然かなり違う。スペインピカソやダリ、ミロを生んだ国で強烈な個性を持った画家が多いが、美術館自体は整備があまり行き届いていなく、展示の仕方が雑な所があるイタリアはとにかく宗教画中心ルネサンスの巨匠、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ボッティチェリ、ミケランジェロなど有名な画家、彫刻家が多い。作品自体も質の高い、保存状態のよい作品が多く特にヴァチカン市国の「最後の審判」などの永遠の(?)名作が多いのも特徴。ドイツ語圏(オーストリア・スイス・ドイツ)に入ると現代の作品の充実度に驚かされる。展示の仕方に凝っているのも特徴。芸術が名前や形でなく”表現”なのがよく分かる。ただ非常に残念だったのはドイツ語の作品名しか乗っていなかったこと。現代の作品は特に題名がないと内容がつかめないものが多い。オランダ、ベルギーなどは古典の巨匠ルーベンス・ブリューゲルなどに会えるし、ゴッホを生んだオランダにも会える。そして忘れてならないのは芸術の都パリがあるフランス。ここにはありとあらゆる有名な画家が集まり町中が芸術品にあふれている。芸術に対する関心が高いのもパリ。海を挟んだイギリスはというと、有名な芸術家は少ないものの、ターナー等の画家がいるのも事実。また、芸術に対する考え方の違いからか、大英美術館を筆頭に無料で楽しめる美術館が多いのもイギリス式。(入口で寄付をしよう!)知名度で作品を楽しむのもいいし、芸術家の立場に立って作品を”見てみる”のもいいし、自分のスタイルで作品を楽しもう。美術館を好きになれば観光の楽しみも増えるし。

美術館の見方。星数は非常に個人的。(宗教画、古典画は点数が半減しています。)また、値段は学割料金の場合と、無料だった場合とそのまま載せました。(自分で調べましょう!)規模(大きさ)はルーブル美術館級が最大5。5は大体半日、4は2〜3時間、3は1時間半ほどすべてじっくり回るのに時間がかかる。個人的には充実度が4以上の美術館は大推薦、3は時間があれば、2以下は推薦しない。

左の美術館一覧の中から選んでください。

美術館名

現地名

国名・都市名 充実度(最大星数5) 値段 規模(1〜5) 作品(古代・古典・近代・現代・その他)

古代はギリシャ・イタリアの彫刻中心(石ころ?)。古典はルネサンス期・宗教画の作品中心。(もっともつまらない時期?)近代は印象派中心。