標準形の手数木への変換 1. 対象ブロックのダメ数が0になるまで両プレイヤの合法手を着手 この時点では,身ダメをつめているなどの損な着手かどうかは全く考えずに可能な着手をすべて行なう そうすると,出来上がったゲーム木の葉の値はすべて 0 となっている ただし,実際にはダメが単純ダメになった時点で打切ってダメを数えてもよい 2. ゲーム木のノードを葉から根に向かって以下の変形操作を順に適用 ノードの温度が1未満であるとき,そのノードから出る対象ブロック側のプレイヤの着手を枝刈り 枝刈りの結果,一方のプレイヤの着手しか持たないノードの値を次式で置換 { | n } ====> n + 1 { −n | } ====> − n − 1 (ここが,通常の組合せゲーム理論的扱いとは異なる) 3. 正準形 (canonical form) へ変換 劣性選択枝の除去 (deleting dominated options) 反撃短絡 (bypassing reversible moves)