組合せゲーム理論の囲碁への適用の新たな展開 組合せゲーム理論は, スコア を持ち 部分局面に分解 できるようなゲームであれば,どのような対象にも適用可能 攻合いの解析 中村 : "組合せゲーム理論を用いた囲碁の攻合いの解析", (2003) 攻合い : 手数をスコア としその多少を競うゲーム 「大石同士の攻合い」などで手数を数える際には,部分部分の手数の和として全体の手数を数える ===> 部分局面の和 ダメ数 (手数) は,相手が1手ダメを詰めることによって1つずつ減少していくような 単純な数 の場合もあるが,一般的には 味方の石と連絡することによって (1手以上) 手数を延ばす 相手を切断することによって相手の手数を縮める 攻合いの手数は単純な数値ではなく,各プレイヤが着手することによって変化するゲーム局面 ===> 攻合いゲーム 今回は, コウを含む攻合いの解析法