ヨーロッパの鉄道

ヨーロッパの鉄道はどの国も似たようなものを使っていて、制度も使い方もほとんど一緒。

ヨーロッパの駅

 行き止まりです!!

ヨーロッパの主要な駅の特徴は行き止まりになっていること。たとえばロンドンにしてもパリにしても町の中に大きな駅が幾つかあってそれぞれがつながっていない。それぞれの駅が始発であり、終点になっている。大都市間を走る列車は大きな駅に停まると、次の目的地には反対側に走り出すことになる。夜行に乗ったりすると、進行方向に座っていたはずが起きてみると逆方向に座っていることもありえるわけ。小さな地方駅は日本と一緒です。

 駅がいくつもあります!!

大都市にいくと大きな駅がいくつかあって、それぞれが特別の地域にいく駅になっている。例えばパリの北駅はパリから北にいく列車の駅で、ロンドンへのユーロスターのターミナルにもなっています。ロンドンからフランスの南部にいくには、まず北駅で降りて、地下鉄等を使ってモンパルナス駅(フランス南部行きの列車のターミナル)にいくことになる。日本のように”東京駅”といった駅は大都市にはなく、いく方向に会わせて使う駅が変わるということです。

 なんでもあります!!

ヨーロッパの主要な駅にはたいていのものがそろっている。インフォメーション・センター、切符売場、コインロッカー、両替所、待合室、売店などは当然。それに加えてカフェやレストランは小さな駅にでもあるし、大きな駅になると銀行、郵便局、スーパー、シャワー室、はたまた散髪屋まであるところがある。夜行で駅に朝早くついた時などにはシャワーを浴びてさっぱりしたいし、次の目的地にいく前の食料はスーパーで買える、葉書は郵便局で送れてしまうという旅行者にとっては大変使いやすいのが特徴。(日本も見習えよ!)うまく使えば思った以上に時間の節約になる。表示は現地の言葉と英語になる。

 駅構内のマーク

駅構内のマークまでヨーロッパはほとんど同じ。ほとんど見れば人目で想像がつくものばかり。ただ大きな駅になると、大きすぎて場所がすぐには分からない時がたまにある。注意したいのは切符売場と予約窓口は別々なこと。また、切符も長距離と近郊で違ったり、予約も当日のものと翌日以降で窓口が違ったりする。すぐに慣れます。

 時刻表

時刻表は各国共通。黄色が出発便(Depart)白が到着便(Arrival)。そして黒字が普通列車赤字が特急以上(夜行や国際線も)。トーマスクックでチェックしたら時刻表もチェックしてプラットホームに向かえば出発。

列車の特徴

 一等と二等車があります!!

ヨーロッパの列車はどんな列車でも一等と二等車が、それがまた喫煙席と禁煙席に別れている。一等は座席が3席ずつ並んでいるものが多くゆったりしている。二等席でも日本人にはゆったりしていて快適です。

 コンパートメントがあります!!

コンパートメントは車両が幾つかの部屋に区切られていて、6〜8の席が向き合って並べられている座席(部屋?)。夜行にはコンパートメントが多く、座席を引っ張ると平らな一つの部屋が出来上がって、ぐっすり寝ることもできる。昼間の列車も長距離のものは普通の座席の車両とコンパートメントに別れていて、それがまた一等・二等に、そして禁煙・喫煙に別れているという少し複雑なのがヨーロッパの列車。夜行になるとこれに寝台車がくっつく。夜行は特に自分の乗りたい座席をしっかりチェックしないとなかなか席につけない。ただ複雑というより選択肢がいっぱいあるという感じ。

 自由席?予約席?

国内線は普通総て一等席も二等席も自由席。空いていればどこにでも座れる。ただたまに幾つかの座席が予約されている時がある。座席の上の荷物置き場に座席の予約の有無が書かれたカードが入っていればそこには座れない。夜行や国際線は予約(追加料金)が必要なものが多い。事前にチェックしよう。夜行については、普通座席、コンパートメント、寝台車、クシェットと4種類の車両がついている時もある。それぞれ1等、2等車がある。事前に調べておかないと、乗った後、端から端まであることになりかねない。

 列車はどこへ?

一つの列車には幾つかの方向行きの列車が連結されていることがある。たいていは列車の入り口に表示されているけど、夜行で間違った車両に乗っていたりすると自分の目的地から遠く離れた所へ連れて行かれる恐れもあるので注意。

 改札はどこ?

改札ははっきり言ってない。切符を買った場合、切符に時間を打ち込む機械が駅構内にある時はしっかり時間を打ち込んでおかないと罰金を払わなければいけない時がある。(それほど厳しくはない)列車が動き出してしばらくすると車掌がやってきて検札を始める。ユーレイルパスは時間の刻印等はする必要がない。プラットホームについたらすぐに目的の列車に乗ればいいので大変便利。(予約や追加料金等を払った時に貰った切符はパンチしよう。)

 アナウンスがありません!

列車の出発・到着に対するアナウンスがあまりない。(あったとしても英語以外はまったく分からないけど…)何の合図もなく動き出す列車も多いので、ボーとしているとさっさと列車はどこかへ行ってしまう。

各国の列車

列車のシステムや使い方が一緒といってもどうしても細かい所は違ってくる。国別に感じた列車の使い方です。

 フランス

ヨーロッパの地理上からいってパリは旅行する上で非常に使いやすい(計画に組み込みやすい)駅。鉄道もきれいで、時間も正確。フランスの売り物はTGV。(ユーレイルパスを持っていると20Fぐらいで乗れます。)新幹線クラスの速さを誇るこの電車は日本の新幹線よりゆれないし、車窓から見るのどかな田舎の風景はフランスに来たと感じさせる。(日本の新幹線はトンネルとカーブが多いので快適さでは負けてしまうかも?)パリからすべての方向へ放射線状に路線は伸びていて、あまり離れていない駅にいくにもパリに一度帰ってから引き返してきたほうが速いこともある。

 ポルトガル

ポルトガルの列車は少しルーズです。汚いわけではないけど、時刻表通り来ない列車もたまにあるし。そんなに長いこと滞在する国でもないと思うけど。また、スペインからの入国がほとんどだと思うけど、時差があることを忘れずに

 スペイン

スペインの列車もポルトガル同様に少しルーズ。一番の問題は座席制度。予約等は必要ないが、特急以上になると”座席を使うことに”料金がいる。席が予約されているわけではないのにお金を払うのは少し変だったし面倒だった。また、よく揺れます。新幹線クラスの列車AVEになると日本と同じぐらいの設備になる。(あれだけ混んでいた列車もAVEに乗るとがらがら。)また、スペイン南部(コルドバ、グラナダ、セビーリャなど)の鉄道網は使いにくい。グラナダ・セビーリャ間の鉄道は直通がなく、そんなに離れていないのに半日かかって移動しないと行けない場合が多い。(または予約制)スペインの列車はあまり好きではなかった。

 イタリア

イタリアの列車・駅はともにヨーロッパでは一番汚い部類に入る。時間にはそこそこ正確。大都市間の列車は問題なく動いていたけど、ギリシャに行く途中の列車(ナポリ−ブリンディシ)には大変苦労した。とにかく直通の列車はすべて予約制。(いい商売してる!)だから、2〜4回は乗り換えをしないといけなかったので効率が悪く、ギリシャ行きとギリシャからの船の時間の関係で、丸一日つぶれてしまった。時間の節約のため、料金はかかってもいいから予約しようと思っても2日前にはすでに予約がいっぱいだった。南イタリアは列車の便は悪いです。

 スイス

スイスの鉄道はきれいで、時間にも正確で非常に使いやすかった。小さな国なので列車の本数は思ったより多くはなかったけど、大都市間ならまったく問題なし。予約や追加料金が必要な列車もまったくなかったので、思い付いたら乗っていたという感じ。ただし、アルプスに行く時にBrig-Zermatt間はユーレイルパスがまったく使えなかったのと、アルプスの登山電車等にはユーレイルパスの割引はあるけど、それでも高かったのは痛かった。

 オーストリア

オーストリアの鉄道もきれいで、時間に正確。ここもまた予約や追加料金が必要な列車はまったく使っていない。ドイツ行きの列車が多くオーストリアには乗り入れてくるので、ドイツ方面にもすぐに行けて、国境はないようなもの。東ヨーロッパの国(スロバキア・ハンガリー)に行くのにウィーンは通過点になるはず。

 ドイツ

ドイツ語圏(ドイツ、オーストリア、スイス)の列車の設備は非常によく整備されているけど、ドイツはその中でも最高。まさに列車王国ドイツ。まず列車自体新しいものが多く、きれいで快適そのもの。座席のならべ方も単純に片側二列でないものも多く、ゆったりできる車両が多い。各座席のテーブルにはどんな列車でもその列車の時刻表が置いてあって、何時にどこに着くかとか、乗り換えの列車について詳しく書いてある。ドイツの駅自体の設備もヨーロッパの中で一番充実していて、目的地と現在地を選択すると、その間の列車がすべて表示されるような列車の検索用の機械まで駅構内のチケットオフィースにおいてある。(もちろん無料)また、大都市が点在しているので都市間の列車の本数も多く、旅の計画も立てやすい、そして速い。何より優れているのがICE。ドイツの新幹線で速く快適で、ユーレイルパスを持っていれば予約・追加料金なしに普通の列車同様に利用できるのは最高だった。大きな都市に入ると駅名はすべて都市名プラス場所名になる。例えば、ベルリンにはいるとBerlin−Zooがあるし、たいていの都市の一番大きな駅は都市名プラスHauptbahnhof(中央駅)になる。東西ドイツが統合された後、東西ドイツの鉄道会社が合併したため、東ドイツの駅も近代化しつつある。さすがにこれにはJRは負けているかもと思った。

 ギリシャ・オランダ・ベルギー・デンマーク

どれも大きな国でないので観光都市はかぎられている。典型的な観光地に行くのにはまったく問題ない。ギリシャで注意すべきは、パトラス(イタリアからの船の到着港)からアテネに向かう列車は追加料金や予約は必要ないが、駅の切符売場でユーレイルパスを見せて座席の切符(無料)をもらっておかないと検札の時に罰金を払うことになる。コペンハーゲン(デンマーク)とドイツを結ぶ列車は必ず船に列車ごと乗りる。フェリーで免税店(たばこ?)に行くこともできるし、夜行であれば気づかずに朝、目的地に着くこともある。この列車の設備は超最新式。トイレのドアまでボタンのスイッチを押して開閉する。(そこまでする必要あるのだろうか?)

 ついでにイギリス

イギリスの列車は基本的にシンプル。日本の列車に似ていて、きれいでなければ座席がゆったりしているわけでもない。他のヨーロッパの列車と基本的に違っているのはドア。ドアは必要な時に乗客が開ける形式。(自動ドアは見たことがない。)ドアにはノブが着いていて、ぐっと手前に引っ張るものが多い。ドアの場所も変わっていて、普通ドアの近くは乗り降り専用のスペースがあるが、イギリスの列車はドアを開けるとそこがすでに座席になっている。乗り降りする時にひざをぶつけながら中に入るのがイギリスらしい。自動ドアでないので、しっかり閉めておかないと動き出してもドアは開きっぱなし。古いものを大切にする(?)イギリスらしい列車です。(古いと言うのはたいてい汚いことも意味するけど。)

要は問題があるとしたらイタリアスペイン。特にスペインの列車は複雑だけど、そのぶん物価が安いので見逃せない国でもある。

各都市の地下鉄

基本的に観光地では自分の足で歩いたけど、地下鉄等を利用した時もあったので説明します。

 国名・都市名 地下鉄の本数 チケット代(10枚綴りのクーポン券) コメント

 フランス・パリ 13本 十回綴り(カルネ):46F(96年に買った時)

パリの街はかなり大きいので地下鉄を利用する機会が必ずあるはず。パリの地下鉄の路線も十分に充実していて、町中どこにでもある。乗り換えの際に結構歩く必要がある場合がある。またRER(近郊列車)もあるため路線図は結構入り組んでいる。ほとんどの観光地へは地下鉄が通っているので観光の要になるはず。夜は地下鉄の構内を完全に締め切らないせいか、浮浪者がたむろしていて”小便”臭いのもパリの地下鉄の特徴。改札は厳しく、両側からゲート全体が完全に閉まる。地下鉄からでる時にも使った切符がないと構外に出られないときがあるので切符は取っておこう。ドアのボタンはノブ式の時は上へ引っ張ろう。全体地図が構内にあまりないので(構内が広い)地下鉄の路線の表示があってもどの路線を使えばいいのかすぐには分からない。ニュースでは最近総て機械が管理する路線ができたとか。

 ポルトガル・リスボン 4本 十回綴り(カデルネータ):600Esc

市内観光で数回使う必要があるかも。比較的きれいだけど、地下鉄構内に全体地図があまりないし、電車の中でも全体地図が見にくかった。主要な国鉄の駅とまだ完全につながっていないので(工事中)何かと使いにくい。

 スペイン・マドリッド 10本 十回綴り(タコ):670Pts

マドリッドの町もそれなりに広いので地下鉄を使う機会は多い。(国鉄駅から中心地への移動にも必要。)構内は比較的きれいで、電車の中にはすべての路線図が別々に表示してあり、10本もあるため今乗っている路線の目的駅を調べようとすると電車の中を端から端まで歩くことも。地下鉄構内は禁煙で、ごみ箱には禁煙サインがあるのに、ごみ箱の上に灰皿があるという不思議な地下鉄。(ごみ箱付近でのみ喫煙可)

 スペイン・バルセロナ 5本 十回綴り(T−2):760Pts

バルサも結構大きいので地下鉄は必要。(歩くと暑いし)電車に入ると路線図と全体図が見やすい所にあるので目的地まで迷うことはない。プラットホームの路線図の一部は次の電車の通過地点が点滅して、どれぐらい待てばいいのか大体分かる。パリの地下鉄と似ているけど、使いやすさはこちらが上かも。電車内の席は少なめ。

 イタリア・ミラノ 3本 一回券:1500Lit

汚くて臭い(小便)のが第一印象。切符を買う所が少ないし、切符の販売機はコインでしか切符を買えない(イタリアは1000Lit紙幣(約100円)がある国です)。切符は構内の売店で買うことができる。(紙幣が使える。)電車の乗り換えもホームの間が長いためにかなり歩くこともある。3本しか路線がないのに、表示がややこしく、工事中で使えない区間や、使えない通路があったりして非常に使いにくかった。

 イタリア・ローマ 2本 一回券:1500Lit

ここもまた汚く暗い。(イタリア自体汚い国だけど)2本しかないので分かりやすいが(首都の地下鉄が2本?)そのぶん本数も少なめ。すりには注意しよう。切符は近くの売店で。二本しかないので、違う方向に行くにはいったん中央駅に戻って乗り換える必要があって使いにくいのは確か。(遺跡が地下にたくさんあるのであまり掘れないとか?)ヴァチカン市国に行く時はお世話になるはず。ヴァチカン市国は立派な世界一小さな独立国なので、地下鉄はヴァチカン市国の中は通れない。その関係で地下鉄の駅から、サン・ピエトロ大聖堂までは少し歩く。

 イタリア・ナポリ 1本? 一回券:1000Lit

使う機会もなかったし使いたくなかったのがナポリの地下鉄。ナポリは”カオス”(混沌)と呼ばれるぐらい危険な街。(イタリア人の友達いわく)サン・マルティーノ修道院に直接行きたい時は使えるかも。

 スイス 0本

スイスには地下鉄が一本もない。その代わり、トラムと呼ばれる市電(ちんちん電車)が町中を走っていてこれがまた使いやすい。料金はこの国の物価に比例して高いが(最低200円位)、自然の中を突き進むこの電車に乗るとスイスを感じるかも。ちょっとした街中の小さな森を突き抜けたりする。線路の下もコンクリートで固めてない所が多く、草が茂っていたりするのは自然を愛するスイスらしい?

 ギリシャ・アテネ 1本 ?

ギリシャの地下鉄も一度も使わなかった。エスカレータ自体動いていない。ギリシャ市内の移動は自分の足かバスになると思う。

オーストリア・ウィーン 5本 一回券:20AS

ウィーンの地下鉄はこの旅で一番使いやすかった。構内はきれいで、乗り換えのために歩く距離も短い。(乗り換えのために電車を降りて次の路線に行こうとしてもない。ふと見ると降りたプラットホームのすぐ前が乗り換えのプラットホームだったりする。)また、地下鉄内にエスカレーターがあるのは当然だけど、エレベーターの数が多く、いっきにプラットホームまで行けてしまう。路線図も分かりやすいし、電車の中にもある。とにかく設備が新しいので快適そのもの。地下鉄構内に入って移動し、出てくるまでにあまり歩かなくていいのが特徴。改札はまったくない。ドアを開ける時にノブを力強く”ガク”と押さないと開かない。普通の列車と同様に、時刻を打ち込む機械に自分でパンチする。切符を調べる係員には5日間で一度も合わなかった。(当然抜打ちで検査する係員はいます。)スイス同様にトラムも十分すぎるほど発達していて、それに加えバスのサービスもある。地下鉄、トラム、バスを使えば市内で行けない所はない?使い方に速く慣れてうまく利用しよう。

ドイツ 多数

ドイツは工業国だけあって、地下鉄を持った都市が多い。そしてそれぞれの地下鉄は非常に発達していて、複雑すぎるぐらい。それにS-Bahnと呼ばれる近郊列車があるので、地下鉄の路線図を見るのは一苦労。それにトラムとバスの充実したサービスがあるので、交通手段で困ることは絶対にないはず

オランダ・アムステルダム

地下鉄はあるけどトラムで移動したほうが結局速いし、市内の様子がよく分かる。特に、アムステルダムの主要な見所をすべて通るトラム?は必ずといっていいほど使う機会があるはず。

ベルギー・ブリュッセル

旅の最後の最後になると地下鉄のことはどうでもよくなってくる。あまり記憶がないが、使いにくいわけではない。トラムでの移動のほうが速いけど、ややこしくあまり移動しやすかったとはいえない。歩こう!!

 イギリス・ロンドン 12本 一回券:ゾーンによる

地下鉄発祥の地イギリス。世界一古い歴史を持つロンドンの地下鉄だが、評判はあまりよくない。(かなり悪い)すべての原因は古いため。駅構内の壁(天井)は真っ黒。プラートホームに電車が入ってくるとそのヘッドライトですすが見えそうなぐらい。(換気はしているみたい。)またよく止まり遅れる。電車に乗っていると電気が急に消えてしまうこともよくある。(乗客は平然を装っている。総て設備が古いため。)料金が高いのは納得いかないけど。駅構内や電車の中も汚く、イギリスの紳士方は平気で何気なく新聞、ごみを捨てます。これは、IRA(アイルランド独立軍)のテロが多発していたために、駅構内にごみ箱を置けないことも理由の一つ。(基本的に捨てる奴が悪い!!)ただ、市内観光をするのには大変便利。あえて利点を挙げるとすると路線図の見やすさはヨーロッパ一。地下鉄構内に入ると全体図があるので使う路線をチェック。そして、路線に沿って地下を降りていくと今度は路線の方向が書かれている。その方向も、北か南、東か西としか書かれていないので、自分の使う電車がどちらの方向にいくか少し考えるとすぐに分かる。(いちいち路線の終点の駅をチェックしないでもプラットホームが分かる。)合理的です。この地下鉄ができたいきさつも、ロンドンの街中に線路を作る敷地がなかったために”じゃあ地下に作ろう!”と作ったとか。(ホンとか?)有名なロンドンの二階建てバス(ダブルデッカー)も、乗客をより多く乗せたいけど、道路の幅が狭いため車幅を広げることができずに思案した挙げ句、二階建てにしたとか。イギリス人は非常に合理的。地下鉄にラッシュ時に乗ると乗客も面白い。あれだけ込んでいる電車内でも、無理な体勢でありながらがんばって新聞を読んでいるイギリス人を見ると”ロンドン”と感じる。(新聞や本を電車内で読む人が半分以上。)これも合理的なイギリス人が少しでも時間を有効に利用しようと考えたからかもしれない。最後に、改札は厳しいので注意。入る時と出る時に切符が要るので捨てたりしないように。(理由がどうであれ罰金を払うはめになる)

地下鉄は市内交通の要なのでうまく利用しよう。ただ、すりが多いので注意も必要。以上。

ヨーロッパ地図(工事中) ユーレイルパス 旅の準備 This is all what I did during this trip.1Pointアドバイス

These trains is all what I took during this trip.電車の移動表 These museums are all what I went.美術館s 各国料理 各国のたばこ代

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